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~何もしないができる場所~シーパンドンに行ってみた

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お久しぶりでございます。

僕たちが世界一周から不本意な帰国をしてからもうすぐ1年になります。

本当なら今頃メキシコはカンクンのビーチでコロナビールを飲んでいる頃でしょうか。

おかげさまで何事もなかったかのようにフツーのサラリーマン生活を送っています。

 

さて、今回はラオス南部のシーパンドンに行ったときの記事をまとめてみます。

ラオスは北部のルアンパパーンが有名ですが僕は南部のシーパンドンをお勧めします!

なかなかアクセスが悪いところですがとてもいいところでしたよ。

 

アクセスから過ごし方、宿情報などなど紹介しますのでぜひ検討してみてください!

 

 

シーパンドンて何?

シーパンドンはラオス南部の島の集合体の総称です。

島といってもメコン川の中州のことで、

とんでもない数の中州が島のようにできていることから 

「4,000の島」を意味する「シーパンドン」と名付けられたらしいです。

 

そんな、川に島なんて、、

 

と思いますよね。

下のグーグルマップ拡大していただければわかると思います。

結構な島ですよ。

 

 

 

この地域はラオスの中でもゆる~い時間が流れていて、

のんびりするには最適な場所です。

 

そんなシーパンドンで有名なのがコーン島とデット島。

観光客のほとんどがこの2つの島に滞在します。

2つの島は橋で繋がっているので行き来は容易にできますが雰囲気は違います。

簡単に言うと

 

デット島はパリピ島です。船着き場周辺はいつぞやのEDMがズンズコ鳴らしてるバーが点在しています。

一日中騒ぎたい方はこちらへどうぞ。

 

 対してコーン島は落ち着いた雰囲気。高級宿もちらほらあって島内を歩いている観光客は老夫婦や家族連れが多いです。のんびりしたい方はこちらへどうぞ。

 

ちなみに僕たちは両方の島に滞在しましたがおすすめはコーン島です。

 

シーパンドンまでの行き方

南部の主要都市パクセーに向かう

 

シーパンドンがあるラオス南部の主要都市はパクセーになります。

パクセーには空港があるのでお金に余裕がある方は飛行機で行くのがいいでしょう。

ヴィエンチャンから出ています。

 

お金がない方は陸路で。

バスもヴィエンチャンから出ているはず。

所要12時間くらいだったはずなので気合入れて向かいましょう。

 

 

僕たちはタイからのアクセスでした。

タイ東部のウボンラーチャターニーまで電車で向かいます。

貧乏旅行には夜行列車が鉄板。

早朝に到着し、バス待ちの状況。

 

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海外ど素人だったmichiも短期間でここまで成長しました。

 

ウボンラーチャターニーからバスでラオスのパクセーへ。

料金:200B/人(約680円)

所要時間:3,5時間

 

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国境超えは周りの人についていけば何とかなります。

ただし、ラオス入国の際によくわからんお金(100バーツ)

徴収されるのでお金残しておきましょう。

国境付近のATMは使用できないので注意。

 

また、遅くなると置いて行かれるので気を付けてください。

奴らは人数確認しないで出発します。

 

パクセーからはソンテウでナーカサン港へ

 

パクセーのバスターミナルに着いてバスから降りると

ソンテウ(乗り合いトラック)の客引きが現れます。

うまく交渉して乗車しましょう。

僕たちは40,000Kip/人(約500円)でした。

 

乗車したソンテウはタイに買い出しに行ってたであろうラオス人で満席でした。

足元には米やら水やら置かれてかなり窮屈。

 

まあ、生き物がいないだけマシ。

僕が昔乗ったときは足を縛り上げられたニワトリが大量に乗っていてトラックが弾むたびにコケコッコーの大合唱だったので。

 

パクセーからナーカサン港までは2,5時間かかりました。

途中から未舗装の凸凹道をすっとばしてくもんで天井に頭ぶつけるわお尻痛いわでつらかったです。

 

ちなみにパクセーのバスターミナルにもATMは無し。

 ナーカサン港でようやくラオス通貨が手に入ります。f:id:wakuwaku_98:20200326181916j:plain

赤いATMを使ってください。

青は国境にもありましたがなぜか使えません。

 

ナーカサン港からデット島またはコーン島へ

ナーカサン港で降りたら船乗り場まで向かいます。

 

バイタクの兄ちゃんが声かけてきますが

船着き場までは徒歩5分くらいなので歩きましょう。

 

 

川沿いの小屋でチケットが買えます。

コーン島まで 30,000kip/人(約370円)

デット島まで 15,000kip/人(約190円)

 

船は人が集まると出発。

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待っている間は子供たちが川岸で遊んでいるのをぼけーっと眺めていました。

のどかです。

 

僕たちは20分待ち、6人が集まったタイミングで出発しました。

f:id:wakuwaku_98:20200326182439j:plainすごくいい感じです。 

だいたい20分くらいでデット島に到着しました。

 

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シーパンドンでの過ごし方

起きて、散歩して、飯食って、寝る。 

この3つで1日が終わります。

朝起きて、散歩。

戻ってきて、朝ごはん。

ダラダラして、昼ごはん。

ゴロゴロして、お昼寝。

夕方に起きて、散歩。

ダラダラして、夜ごはん。

寝る。

 

1週間滞在しましたが6日間はこれで1日が終わっていました。

もったいない?

いや、最高です。

 

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ぼーっとメコン川眺めているときはとっても贅沢な時間でした。

 

朝と夕方の散歩も最高です。

すれ違う人はみんな挨拶してくれるし、

シャワー代わりに川で水浴びした子どもがすっぽんぽんで走り回っていたり、

牛やニワトリ、アヒル、ヤギが行進していたり。

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すごくのどかで時間がゆっくり流れています。

 

ちょいとサイクリングも楽しい 

ぐーたらに飽きたらサイクリングがおすすめ。

メコン川鑑賞に慣れてしまった僕らも重い腰を上げて1日だけお散歩しました。

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島内には各所にレンタサイクルのお店があり10,000kip/日(約120円)ほどでレンタルできます。

僕たちもママチャリを拝借。

 

でも、サイクリングといってもあんまり見どころはありません。

唯一といってもいい滝見学へいってみました。

 

未舗装の凸凹道をぼろぼろのママチャリで進みます。

目的地はコーン島側にあるソーンパーミットの滝。到着するまで知らなかったのですが、でっかい公園できれいに整備された観光スポットでした。

 

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シーパンドン唯一の観光スポットにはチケット売り場がありましたがオフシーズンのため入場無料。 

ジップラインもあるみたいですがこれまたオフシーズンのためお休み。

オンシーズンは雨期に入る11月くらいからでしょうかね。

 

 

きれいに整備された公園内を進んでいくと、、

 

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水牛。

 

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水浴び中。

 

この顔。

癒されます。

 

そして、先に進むと滝が見えてきました。

 

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少々水少な目ですが乾季なので。

水量少ないから人間も水浴びしていました。

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こんな感じですが、結構楽しめる公園でした!

 以上がシーパンドン見どころです。

 

宿紹介

ではでは、宿を紹介します。

 

宿事情

コーン島、デット島のどちらにも宿はたくさんあります。

ハイシーズンでも宿難民になることはないでしょう。

では、僭越ながら宿探しの助言をさせていただきます。

 

どちらの島に宿を確保するか

僕たちはどちらの宿にも泊まりましたがおすすめはコーン島です。

ちょっとリッチな宿が集まっているせいか島の雰囲気も穏やかで夜も静かです。

僕の中のシーパンドンのイメージに合っていました。

 

対して、デット島は前述のようにパリピ島(船着き場周辺のみですが)です。

音楽ガンガンの店が集まっていて若いヨーロピアンがうろうろしています。

店の前にはハッピー○○の表記。

バンビエン的な感じですかね。今はどうか知りませんが、

そういうのが好きな方はデット島に宿とった方が楽しめると思います。 

 

ネット予約よりも現地交渉がオススメ

デット島もコーン島もBooking.com等の予約サイトに載っていない宿がいっぱいあります。

というより載っていない宿の方が多いです。

宿の看板が通りに出ていたらそこは宿。

中に入って値段聞いて部屋見せてもらいましょう。

掘り出し物の宿があるかもしれません。

 

また、値段交渉OKの宿がほとんどです。

ネットにでている宿でも予約するより交渉する方が安くなることもあります。

 

ここに来る方は長期滞在する方がほとんどだと思うので1泊目はネット予約して2泊目からは散歩がてら島を散策しながら自分に合った宿探しするのが良いと思います。

 

 

ひとり旅には少々割高な宿が多いかも

僕たちは2人での部屋しか探していなかったので気にならなかったんですが、今思うと1人部屋やドミトリーが無かったです。

基本的に部屋はダブルベッドが1つ置いてあるツインルームで1部屋いくらという値段設定なので1人だと割高ですよね。

ルアンパパーンとかだと1泊30,000LAK(約360円)とかで泊まれていた気がするので宿泊費は上がってしまうかもしれないです。

 

〈街頭のない町はずれにある宿〉River Garden Guesthouse(デット島)

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デット島の南端にあります。

バンガロー1棟1室。ツインルーム扇風機、専用トイレシャワー付きで1泊65,000LAK(約790円)

デット島はパリピの島ですが街中から離れているのでとても静かでした。

 

立地:★★★☆☆

デット島の船着き場からは歩くと40~50分くらいあります。

もしここに泊まるならコーン島の船着き場からのアクセスの方が圧倒的に良。

コーン島船着き場からであれば徒歩10分くらいだと思います。

デット島からなら船着き場近くで自転車をレンタルするのがオススメ!

宿の周りには商店等は無く宿がやっているリバーサイドのレストランのみ。

街頭も無いので夜になると真っ暗です。

 

観光名所が多いコーン島に行くには悪くない立地です。

が、それならコーン島に宿確保してもいいかも、、 

 

Wi-Fi:★☆☆☆☆

部屋ではほとんど繋がりません。

レストランにルーターがあるのでネットをやるならレストランへ。

何も頼まなくても使わせてくれるので特に問題は無いです。

蚊もいなかったので快適でした!

 

居心地:★★★☆☆

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バンガローのベランダに付いているハンモックでの昼寝は最高です。

 

あと、レストランのリバーサイド席は布団と枕があるのでメコン川眺めながらゴロゴロするのもなかなか良かったです。

 

ただ、バンガローは隙間だらけで部屋の中は虫多めなのが難あり。

ベッドには蚊帳が付いているので寝るときは問題無いですが部屋ではあんまりのんびりできなかったです。

 

 

清潔さ:★★☆☆☆

バンガローはわりと古く隙間が多いので虫も多め。

掃除もイマイチなので綺麗ではないです。

建物も古いみたい。 

 

シャワー:★★☆☆☆

部屋にシャワーがあるのは良。

水圧は弱めですがちゃんと温水でした。

ただ、あまり綺麗なシャワールームではないので極力使いたくはなかったです(笑)

 

その他

  • 周りには何も無いので静かなところに泊まりたい方にはオススメです。
  • 朝起きると部屋の前を牛やらニワトリやらがうろうろしてほのぼのしています。

 

〈綺麗でおしゃれで映え映えな宿〉Sayyaphone Guesthouse(コーン島)

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コーン島のメイン通りにあります。

Booking.comで予約。

ツインルーム扇風機、専用トイレシャワー付き。

予約時は1泊72,000LAK(約870円)で予約したのですが税金がどうのとか理由つけられて結局90,000LAK(約1,090円)取られたあまり納得のいかない宿。

現在はBooking.comにも追加料金の情報を載せたみたいです。

 

立地:★★★☆☆

コーン島の宿やレストランが並ぶメイン通りにあります。

特に不便は有りませんが部屋から川が眺められないのがマイナスポイント。

せっかく来たんだからメコン川見える部屋がいいですよね。

 

Wi-Fi:★★★★☆

部屋でもサクサク使えます。

 

居心地:★★☆☆☆

部屋は綺麗でWi-Fiもサクサクなんですが居心地はイマイチでした。

理由は部屋からの景色かな?

川に面していない上に部屋から見えるのは塀とお隣さんのボロボロの家。

まあ扉もカーテンも閉めちゃえばいいんだけどそうしたらただの綺麗な部屋になっちゃうのでなんか物足りない。

やっぱりここに来たなら「メコン川が眺められる部屋に泊まりたい」っていうことから低評価。

 

清潔さ:★★★★☆

今回シーパンドンで泊まった宿の中では最高値だけあって一番綺麗でした!

おしゃれな間接照明なんかも有ったりしてなかなかクオリティ高い!

 

シャワー:★★★★☆

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綺麗です!

アツアツです!

水圧も合格です!

とmichiは申しております。

 

何も問題無しでした。

 

その他

  • 夜中の3時に近くでニワトリが泣き叫ぶのは勘弁してほしかった。
  • 朝6時くらいから隣の民家からラオスPOPSを大音量で流すの勘弁してほしかった。
  • 部屋は1面開口なので風通しが悪いです。扇風機(シーリングファン)有ってもなかなか暑かったです。
  • ベッドには蚊帳が無いので虫が入るとボコボコにやられます。
  • とにかく綺麗な部屋に泊まりたい方にはオススメ!

 

 

〈ゆる~いスタッフが営むのんびりした宿〉Souksan Guest House(コーン島)

 僕たちが一番気に入った宿!

ネット予約ではなく現地で見つけました。

恐らくネットには載っていないと思います。

ツインルーム扇風機付き、専用トイレシャワー付きで1泊50,000LAK(約600円)

スタッフの対応も部屋からの眺めも併設のレストランの料理もよかったです。 

 

立地:★★★☆☆

コーン島のメイン通りのはずれにあります。

前述のSayyaphone Guesthouseから歩いて5分くらい。

爆音ラオスPOPSが聞こえないくらいの距離です。

賑わってるエリアからも離れているので静か。

船着き場からは離れているのでアクセスは不便かもしれないです。

 

Wi-Fi:★★★☆☆

部屋でも問題なく使えます。

ただ、時々故障するのが難点。言えばすぐ復活しますが、、

 

居心地:★★★★★

もう、最高でした。。

ロケーションと宿のスタッフが特に良いです。

 

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宿とレストランは川にせり出して建てられているので眺め良し。

レストランには布団と枕が常備されているのでのんびりできます。

たぶん定期的に洗濯してくれているはずなのでごろごろしても臭くないです。

また、部屋の前にはハンモックがあるのでお昼寝するには困らないです。

 

清潔さ:★★☆☆☆

部屋の古さはRiver Garden Guesthouseと同じくらい。

でもわりと手入れされているので隙間もなく虫の侵入はばっちり防げています。

 

ただ、お世辞にも綺麗とはいえないので潔癖症の方はやめておいた方がいいです。

 

シャワー:★★★☆☆

綺麗ではないですが問題なく使えます。

若干水圧弱めなホットシャワーでした。

 

その他

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  • 併設されたレストランのバナナレモンハニーシェイクが最高に美味しいです。たまにバナナが無いからと勝手に全然違うジュースになったりもするのがサプライズ感あっていいです。

 

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  • もう一つオススメがこのフルーツ盛り合わせ15,000LAK(約180円)。 バナナ、マンゴー、パイナップル、スイカが入ってますが入荷状況で具も量も変わります。コスパ最高で毎食これ頼んでました!

 

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  •  宿のスタッフのホスピタリティーとちょっと抜けたゆるさがここの宿の良さだと思います。写真は島を出発するときに宿のおばちゃんがくれたミサンガ。今は垢と泥でどす黒くなってます。

まとめ

 

長々と書いてきましたがまとめます。

シーパンドンは僕が今まで行ってきた場所の中で一番のんびりしている場所でした。

何も考えずにぼーっとしたい方にはおすすめです。

 

ラオスは北部のルアンパパーンが人気ですよね。

僕も学生時代に行きました。

街並みがキレイで、滝めぐりなどのレジャーもあり、ナイトマーケットでショッピングもできて、みんなが行くから出会いもある。

いいところです。

 

でも、シーパンドンで廃人になるのも悪くないですよ。

ぜひ、行ってみてください。

 

では、、