トラートについてのあれこれ~アクセス、グルメ、観光、宿~
今回はタイはトラートの紹介です。
馴染み無いですよね。
僕たちも全く聞いたことなかった町です。
タイの島めぐりしている方には馴染み深い所みたいで、
チャーン島やマーク島、ラン島はここから船が出ています。
僕たちがここへ来たのは島に行くから!
ではなく、島に行かずとも綺麗な海があると聞いたから!
綺麗な海はインドネシアのギリ島までお預けのつもりだったのですが、どうしても泳ぎたい!という方がいたので必死になって調べてみたら政府観光局に紹介されているこの場所を見つけたわけです。
結果、全然ダメだったんですが。。
一応このマイナーな場所のあれこれを紹介します。
バンコクからの行き方
バンコクからトラートまでの行き方は2つ。
飛行機かバスです。
鉄道は通っていません。
エカマイバスターミナルへ
僕たちはエカマイバスターミナル(東バスターミナル)から向かいました。
モーチットバスターミナルからも行けるみたいですが便数が少ないみたいです。
エカマイバスターミナルまではローカルバスだと (2、25、38、40、48、98、501、508) 、電車だとBTSエカマイ駅から行けます。
チケットカウンターでチケットを購入
チケットはチケットカウンターで買えます。
そこらへんにいるおっちゃんにトラートに行きたいと言えばどこで買えばいいか教えてくれます。
値段は1人252バーツ(約850円)。
時刻表はこちら。
1日14便。
意外と本数ありますね。
荷物はコインロッカーに預ける
僕たちは宿をチェックアウトしてそのまま向かったので昼前にバスターミナルに到着しました。
宿代を浮かすために22時発の夜行便を予約。
出発までにだいぶ時間があったのでバックパックを出発まで預かってもらおうと思って聞いてみるとコインロッカーに預けるように言われました。
昔は空いている部屋に無料で置いてくれてたのになー。
仕方なくコインロッカーを使うことに。
サイズにもよりますがバックパックだと一番でかいロッカーになります。
料金は40バーツ/時か、240バーツ/日。
いや、1日預けるなら宿代とあんま変わらないじゃん!
でもチケット取っちゃったので渋々預けることに。
コインロッカーの使い方
- 言語選択で「日本語」を選ぶ
- 使いたいロッカーの番号を入力
- 電話番号と暗証番号を入力(電話番号はテキトーなのでOK)
- お金を入れる
- 荷物を入れる
※お金を入れる際に余分に入れた場合は荷物取り出し時に返金されるのでご安心を。
僕たちはそれを知らずに300バーツ入金しお釣りが吸い込まれた思ってとかなり思い落ち込みました。
コインロッカーによるトラブル
このコインロッカー、荷物をいっぱいまで詰め込むと開かなくなるので注意してください。経験談
1時間以上取り出せず焦ることもあります。経験談
トラブルがあった時は電話対応有ります。経験談
電話が無くても困った顔しているとタイ人が電話貸してくれるのでご安心を。経験談
電話対応でも開けられない場合は更に困った顔すればバスターミナルスタッフ総出でなんとかしてくれるのでご安心を。経験談
あ、補足ですがこのターミナルの入り口にある食堂は激マズなので食べないでくださいね。
値段も他の1.5倍くらいするので。経験談
道中は特にトラブル無く到着
時間通りの22時に出発。
夜行なので景色を楽しむこともなく寝ていたら着きました。
所要時間は6時間と言われていたんですが5時間半で到着。
深夜3時半。
野良犬がうろうろしている中、バスターミナルのベンチで仮眠。
いやー、東南アジアってかんじですね!
ちなみに、トラートのバスターミナルは以下になります。
安宿街までは歩いて20分ちょいくらいです。
観光スポット紹介
正直、見どころはほぼゼロです。
郊外にちらほらと点在しているので紹介します。
レンタルバイクで郊外へ
トラートを観光するならソンテウ(乗合タクシー)を利用するかレンタルバイクを使うかの二択になります。
ソンテウは時間や乗り場がわかりにくいのでレンタルバイクの方がオススメです。
レンタルバイク屋はこのバイクショップとその周辺に3件ほどありました。
僕たちはなぜか床屋さんでバイクを借りることに。
1日200バーツ。
デポジットで1000バーツ支払います。
世界に5か所のみ!?黒砂のビーチ
トラートの見どころ1つ目は世界に5ヶ所しかないという黒砂のビーチです!
僕の記憶では我らが湘南海岸も黒砂だったと思うのであと3ヶ所行けば制覇ですな!
ブラックサンドビーチまではトラート中心地からバイクで20分。
この看板が目印です。
正式名称はなんなのかわかりませんがでっかい森林公園みたいなとこです。
入場無料でゆったりできるせいかタイ人にも人気みたい。
マングローブの森の中の桟道を歩いていきます。
綺麗な鳥とかカニがいます。
そしてしばらく歩くと海が見えてきます。
ちょっとおしゃれな東屋があったり
観光地ぽくブランコと看板があったりします。
(顔に日焼け止め塗りすぎて不気味な白さ)
どうやらこのぶらんこの後ろがブラックサンドビーチみたいです。
水は茶色でビーチはびっくりするくらいちっさいです。
畳1枚分くらいです。ほんとに。
この透明度は我らが湘南海岸といい勝負な気がしますね。
で、どうやらこの黒砂は美容に良いらしく砂風呂が体験できる場所がありました。
当ブログの美容大臣が実践!
「砂はさらさらしていて、思ってたより身体にぺたっとくっついたりはしなかったですね。なので顔に塗ってみたかったのですが、さらさらすぎて頬の一部に付けるのが精一杯でした。野球選手の日差し除けのまねっこです。本格的に身体に塗りたくりたい場合は、海に入って濡れた状態で砂をつけるといいと思います。今回は脚に砂をかけて、少し揉みこんでみましたが、なんとなくすべすべ、つるつるになった気がします~」
などと大臣は申しております。
ぜひお試しあれ!!
タイ国政府観光庁おすすめ!バンチュアンビーチ
バンチュアンビーチはトラートから東へ1時間半くらい行ったところにあります。
タイ国政府観光庁が絶賛していたので行ってみることに。
ブラックサンドビーチが不発だったのもあり期待が膨らみます。
場所は、ほぼカンボジアです。
3号線をひたすら走り続けてガソリンが無くなったら給油してまた走り続ければ着きます。(燃費悪い上にガソリンスタンドそんなに無いのでガス欠にはご注意を)
炎天下の下、ひたすら走らなければならないので必ず日焼け止めを塗りましょう。
僕は勿体ないからと使わせてもらえず、こんなんなりました。
もはやヤケドです。肌弱い系男子はSPF50++++使用をおすすめします。
おおすすめの日焼け止めは当ブログの美容大臣が後日紹介いたします。
話を戻します。
3号線をひたすら走り続け、脇道に入りジャックフルーツ農園を通り過ぎると到着します。
かなり長いビーチです。
ビーチ沿いにはおしゃれな海の家?東屋?が並んでいて無料で使えます。
結構な数のタイ人家族がピクニックしてました。
タイ人てピクニックに炊飯器持ってくるんですよね。不思議
肝心の海は、、、
藻がすごかった。写真無いけど、
そこそこ透明なんだけど藻がすごい。
泳ぐような海じゃないのかもしれません。
海を眺めながらみんなでご飯食べるのにいい場所なんだと思います。
グルメ情報~意外と美味しいお店がありました~
続いてはグルメ情報。
さて、観光は不発に終わりましたがグルメは意外にも良い店がありました。
タイ版食べログ!?『wongnai』について
まず、お店紹介の前にwongnaiについて簡単に紹介します。
僕たちもこっちに来るまで知らなかったのですが、タイにはwongnaiというグルメ情報サイトがあります。
日本でいう『食べログ』みたいなサイトで飲食店の紹介から宿泊施設の予約までできちゃったりします。
そして年に1度、このwongnaiに認められた店にはwongnaiマーク(Booking.comのTraveller View Awardsみたいなやつ)が与えられるみたいです。
↑こんなの。
なんと、このマークを持つ店をトラートで2軒も見つけてしまったので入ってみました。
強面ばあちゃんのピリ辛海鮮食堂
まず、1軒目はブルドックみたいな顔したおばあちゃんが営む海鮮食堂。
場所はこちら。
タイ語のメニューしかないため周りをきょろきょろしてみんなが食べているものを指さして注文。
シャコが入ったチャーハンみたいなやつ50B(約170円)と
中華丼みたいなやつ50B(約170円)
食べてみると、、
どっちも辛い!けど、たぶん美味しい!
いや、辛くてよくわからない!
というかんじでした。
タイ人にはちょうどいい辛さなのかな。
そして、店主であろうブルドックおばあちゃんがこちら。
michiを撮っているふりしておばあちゃん
メニューを撮っているふりしておばあちゃん
単品で撮ることは無理でした。
顔が怖いので。
重鎮感は伝わるかと思います。
12時半には売切れ続出!!マイルド系海鮮食堂
2軒目はこちら。
(左の方でスイカヘルメットかぶった女版出川がバイクと格闘中)
場所は中心からちょっと離れたところにあります。
12時半頃に着いた時には車もバイクも停まりまくり。
店内もお客さんでいっぱい!
かろうじて空いていた席に着いたのですが、何を頼んでも売切れとのこと。
選択肢は無く、残っていたものを持ってきてもらいました。
ちなみにこのお店もメニューはタイ語表記のみ。英語通じずでした。
で、何が出てくるのか分からず待っていると、
来ました。
カオマンガイの海鮮版みたいなやつ40B(約135円)
何だかわからない麺40B(約135円)
味は、、
美味しい!
1品目:米は恐らくカオマンガイと同じく鶏だしで炊いているので優しい味。それに乗った海鮮は全く臭みが無くうま味がすごい。
2品目:スープはごまだれ担々麺みたいな感じでちょい甘いスープ。具はナッツと海鮮で意外と合う。
どちらも美味でした!
他にもメニューはいっぱいあるので早めに入店して選びたいお店でした。
ムール貝のバター炒めとパッタイのお店
ここはwongnai認定店ではないですが安い!美味い!早い!の3拍子揃った最強のお店。
おばちゃんがパワフルなのもいいです!
場所はこちら
トラート市場のナイトマーケットに出る屋台群のなかにあります。
ものすごい明るいおばちゃんがでかい鉄板で作ってくれます。
メニューはムール貝の玉子炒めとパッタイの2品のみ!
値段はなんと20B(約70円)!
(大きいサイズだと30B)
ムール貝と玉子のバター炒め
玉子がカリカリでバターとムール貝の香りがいいです!
パッタイ
安定の味。他の店よりも麺がもちもちしていて、桜えびが入っているので風味も良かったです。
安宿紹介
宿は市場から南に5分ほど歩いた場所に点在していますがそんなに数は少ない印象。
安宿もあまりなかったです。
そんななか僕たちが泊まったのはこちら。
このエリアでは老舗みたいで結構な敷地の広さでした。
部屋タイプもいろいろあるみたいでした。
その中で1番安い部屋をbooking.comで予約。
・ツインルーム(ファン付き)
・共用トイレ、シャワー
・250B/泊(約850円)
これが宿の入り口。受付は道路挟んで向かいにあります。
街の中心になる市場までは徒歩10分以内。
街のはずれにあるバスターミナルまでは徒歩25分程。
先ほどのブルドックおばあちゃんのお店までは徒歩5分です。
Wi-Fi:★☆☆☆☆
ルーターから遠い部屋だったので激弱。
泊まる部屋によるんだと思います。
でも共用スペースは無いので激弱で頑張るしかないです。
清潔さ:★★★★☆
部屋もトイレシャワーも綺麗でした。
毎日お掃除のおばちゃんが一生懸命掃除してくれています。
シャワー:★★☆☆☆
給湯器はほぼ機能していません。
ぬる〜い水がほどほどの勢いで出てきます。
まあ、暑いので水シャワーでも気にはならなかったです。
その他
- 部屋に扇風機はありますが風通しが悪いためなかなか暑い部屋でした。
- 宿のおっちゃんは愛想が悪く、何か質問してもめんどくさそうな扱いをされます。
宿の廊下。屋根がある上、突き当りは壁なので風通し最悪です。
まとめ
トラートについてあれこれと紹介しました。
結論、行かなくていい街。
これといった見どころがない街でした。
では。